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「ひまつぶシネマ」より
2008年9月20日(土)作成

監督:竹中直人
出演:竹中直人 原田知世 段田安則 水田芙美子 中島唱子 雅子

サヨナラCOLOR スペシャル・エディション

本編に全く関係ないスチャダラパー本人たちのラップから始まるこの映画、
そんな感じで、竹中の人脈の凄さか、脇役、チョイ役の顔ぶれが実に多彩。

中島みゆき、忌野清志郎の超ビッグネームから、
オリジナルラブの田島貴男、ゆずの北川悠仁、斉藤和義、高野寛、
その他にもスカパラのメンバーなど、全て挙げられないほどのミュージシャン勢。

さらに、上に書いた出演の他に、
内村光良、大谷直子、久世光彦、風吹ジュン、伊佐山ひろ子、片桐はいり、三浦友和、などなど。
こんな無名の映画にと驚くばかり。
中でも、原ひさ子が、その最晩年に出演した映画ということでも価値がある。
原ひさ子には後光が指している。

所謂、純愛映画だが、
テレビドラマ的な畳み掛けるようなしつこさはなく、
後味スッキリな感じだった。

僕の知らないところで、
僕のことをそれほどまでに思い続けてくれている人がいないものだろうか?
いや、絶対に、ないな(笑)。

よく言われるように、さよならは、始まり。
だが、しかし、
その始まりは、受身なものであってはいけない。
何もしないでいれば、やはり、何も始まらないのだ。

さよならが始まりを生むわけではない。
さよならをした者には義務があるのだ。
それがなんであれ、
何かを始めなければいけない、という義務が。

サヨナラCOLOR。
もちろん、これはダブルミーニング。

さよならには、二度、決意が要る。

「僕らの右手」より
2008年06月14日作成

ALASKA in BLOND

koganecho
黄金町バーバラ

1)DON'T TOUCH MY SOUL!
2)3 count nonfiction
3)ひまわり
4)Introduction
5)笑うクロワッサン
6)ピストルとTシャツ
7)ひねくれた子供だった・・・のか?
8)ドブ板式ブルース
9)WE ARE NOT HAPPY
10)華

疾走感溢れるALASKAサウンド。
彼らのファーストアルバムが、これ。
こういう真っ直ぐなロック、いいよな。
本当に、いい。

残念ながら、ALASKA in BLOND は、
2枚目のアルバム、「アドワイタ」をリリースして間もなく、
LIVE活動を凍結してしまう。

advaita
アドワイタ

昭和の臭いがする「黄金町バーバラ」。
不器用な場末の臭いがプンプンする。
小奇麗で、小利口で、小ズルイ音楽が多い中、
こういう剥き出しの才能が4つも集まって一つになるということは、
この時代、稀有なことと言えるかもしれない。

黄金町が活気溢れる退廃に守られ、
伊勢佐木町がマリーさんの城だった頃、
バーバラはきっと、無敵だったに違いない。

セカンドアルバムでは、洗練されてきて、
やや角が取れているような気がしないでもないが、
どっこい、どぶ臭さはしっかり残っている。
氷を削って造ったナイフのような切れ味の、VO.RUMINAの歌詞も刺さる。

ここでALASKA in BLONDの曲をただでDLできる。
http://musick.jp/vol1/download.html

「Wolf Man」カッコよいよ。

「ひまつぶシネマ」より
2008年11月21日(水)作成

HEAVEN CAN WAIT

監督:エルンスト・ルビッチ
出演:ドン・アメチー ジーン・ティアニー チャールズ・コバーン ルイス・カルハーン スプリング・バイングトン

天国は待ってくれる [DVD]

1978年の「天国から来たチャンピオン(Heaven Can Wait)」は、
1940年代に作られた映画のリメイク。
実はこれ、その元の映画と間違えて借りたもの。
しかし、実際には、タイトルこそ同じだが、
全く別のもので、当然、ストーリーも無関係だった。

ドン・アメチー主演の本作は、第二次大戦中の映画にもかかわらずオールカラー。
ストーリーも軽妙で、洗練されていて、かつ、ハートウォーミング。
ルビッチの最高傑作とも言われている。

1943年と言えば、南太平洋のガダルカナルで、
飢えた日本兵が人肉を食らっていた頃だ。

1942年製作の「カサブランカ」は、明らかに戦意高揚のシーン満載だが、
この「天国は待ってくれる」の展開は、お気楽極楽脳天気で、
戦争の陰は微塵もない。

いとこの婚約者を奪ったり、
浮気して女房に逃げられたり、
逃げた女房をまた強奪したり、
アメリカ人がそんな映画に快哉を叫んでいた同じ頃、
日本じゃ「欲しがりません勝つまでは」。

これはそのまま、国力の差と言ってもいいだろう。
一人一人の人間の差ではなく、積み重ねられた富の違いがここまで顕著だと、
こりゃ、どうあがいたって勝ち目はない。

同じ1943年に、阪東妻三郎主演の「無法松の一生」が作られている。
この映画もまさに大傑作であり、映画そのものの出来なら決して遜色はないのだが、
いかんせん、その主人公の境遇があまりにも違いすぎるのだ。

「天国は待ってくれる」では、金持ちの会社経営者の息子。
「無法松の一生」では、貧しい人力車夫。
映画の観客は、それぞれの主人公に感情移入する。
その背景そのものが、結局、あの戦争の「結果」ともなっている。

いろいろ書いたけど、「天国は待ってくれる」、
これ、いい映画です。
日本映画で最近、同名のろくでもないのもあったそうなので、
くれぐれも、間違えて借りないようにね。

飯島愛さん 

夏になると、くだらない長時間番組をやるチャンネルがある。
キー局の連帯だけのために莫大な金を掛けて、
お為ごかしな感動を押し売りしてくる。

「よりにもよってこの暑い時期に一晩走らせたりするなんて、
何を考えてるんだろう」と、うちの母親。
「テレビ局は、死人が出るのを期待してるんだよ」と、俺。
視聴率のためにね。

お為ごかしとは言え、募金を集めるだけ、
フジの長時間「自★慰」行為よりは日テレの方がマシだが、
出演者に高額のギャラを払い続けているあたりが、
最近では次第に有名になってきて、
見る側の白け方にも拍車が掛かってきている。
少なくとも、自分の周りで、
この手の長時間番組を観ている人間は誰もいない。

今、テレビで面白いと思える番組は、
テレ東の「もやもやさまぁ〜ず」くらい。

この「もやさま」に出てくる大江麻里子さんというアナウンサーは魅力的だ。
日テレやフジだと、「私が!私が!」的な女子アナが多くて鼻に付くのだが、
彼女の自然体なしゃべりや態度は、実に清清しい。

所謂「女子アナ」は気持ちが悪い。
アナウンサーではなく「女子」と付いている時点で、
正式なアナウンサーでもなんでもなく、
所詮は、局お抱えの便利タレントにすぎないわけだが、
猿には猿という自覚がないように、
「女子アナ」たちにも「女子アナ」たる覚悟がまるでない。

その点、テレ東の大江さんは、しっかりしたアナウンサーだ。
自分の立ち位置を完全に理解している。
しっかり周りが見えている。
TVKの三崎アナも実力派。
「あっぱれ!KANAGAWA大行進」のような庶民的な番組から、
選挙特番に至るまで、見事にさばき切ってみせる。

テレビというメディアを称して、
一億総白痴化の元凶と喝破した大宅壮一も、
その断末魔がそのわずか50年後にやってくると思ったか思わなかったか、
どっちにしてもこのメディアは断末魔。

ちなみに今は、テレビは消して、エルビス・コステロを聴いている。
コステロと変換しようとしたら、
IMEが「子捨てろ」「越すテロ」とやってくれたが、
テレビと言うメディアの変換機能もそれくらい。

地球を救うことができる愛は、
こちらの愛だったかも分からんね。

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注)「自★慰」としたのは、FC2のバカセンサーが、
それを勝手にア★ダルト用語と決め付け、拒否られたため。
単語を二つに切らざるを得なかったことは、極めて不本意で、極めて不愉快。

YOUTUBEを聴きながら、夜中に大声で歌っていた。
これは一軒家のいいところ。

徳永英明から始まって、ブルーハーツへ。
ブルハをカヴァーしているアメリカのパンクバンド、MXPXを見つけ、
で、彼らがカヴァーしている「Summer of 69」から、
Bryan Adamsへ。



うひゃ〜、やべ〜。
だいぶ酔ってきた。
昨日も飲みだし、明日も飲みだし、明後日も飲みなのに(笑)。

安っぽいラジカセでテープに録音して、
何度も聴いたんだ、この曲。
当然、まだ10代の頃ね。

日本地図広げて。
まだ世界は遠すぎたからさ。
今もそうだけどね。
俺は今も、ちっぽけだけれど。

Straight from The Heart
Whatever the color of your heart
Straight from The Heart

もっと広い世界には、必ず行ってやる。

16日は、親父の命日。
遺言は特になかったけれど、
生きていた頃、何と言うこともないときに、
「俺のことはいいから、お母さんのことを大事にしてやれよ」
と、親父が言ったことがある。

元々、親父と俺とは仲がよくなかったから、
親父のことを大事にしてやろうなんて思ったことは一度もないけれど、
線香や花を手向ける代わりに、この日は、
おふくろを飯に連れ出すことにしている。
それを、ろくな言葉を残さなかった親父の遺言ということにしてやれば、
少しはまともな人間に見えるし(笑)。

今日は中華街。
順海閣酒家に11:45頃に行った。
この店に入るのは、学生時代以来のことになる。
女の子と二人で行ったのだが、そのときは、
少しでも安く上げようとして、ラーメンとかチャーハンとか点心とか、
安いものを数多く注文し、食べきれないどころか、
かえって高くついた記憶がある。

それにしても、ランチコースって、べらぼうに安いのね。
鶏肉を食えないおふくろの希望で、写真の1680円コースを選択。
際立って美味しいと感じた料理はなかったけれど、
量は結構あって、十分満足のいくものだった。

順海閣さんのHPから借用
 

1.二種前菜の盛り合わせ
2.コーンスープ
3.元祖シウマイ
4.エビのマヨネーズ和え 
5.酢豚
6.五目チャーハン
7.漬け物(ザーサイ)
8.杏仁豆腐

ちなみに、順海閣酒家は香港路にあるのが、
この通りにも、見慣れない店が何店かあった。
もちろん、この通り以外にも、
初めて見る店が結構ある。
中華街の生存競争も激しい。
そのせいか、各店の看板にあるコースメニューは価格破壊の感もある。

消費者としてはありがたい話ではあるが、
写真ベタベタのスーパーみたいな店舗が立ち並んでしまうと、
硬派な店構えの店に、行ってみたくなるものだ。
久しぶりに、清風楼のチャーハンが食べたくなったなあ。

TVKで「新・必殺仕事人」をやっていたので見てしまった。

去年亡くなった藤田まことがずいぶん若いので、
この番組、いつやっていたのかと思ってWEBで調べた。
すると、タイトルから、1982年の2月5日の放送と分かった。

第35話、 「主水友情に涙する」

ここまではどうでもいい。

この会にゲスト出演していた菅貫太郎という役者さん、
どこで出ていたのかは全く分からないのだが、
なんとなく気になり、WIKIを辿ると、
「94年に交通事故で死亡」とあった。

更に気になって、どんな顔の人なのかと画像検索を掛けると、
WEBでよく見るこの画像が。

菅貫太郎さん
 

ちなみに、エンディングで確認すると、
「主水友達を気にする(第39話)」だった。
菅貫太郎さんの出ていない回だった(^_^;)。

加えて言うと、菅さんがこの麻呂を演じたのは、
水戸黄門第18部 第23話「夢芝居! 八兵衛の若旦那 -京-」
1989年のことだったようだ。

これ。


黄門様に屈しない悪者を初めて見た(笑)。
人気の秘密だな。

あ、「新・必仕事人」、面白かったよ。
今見ても、全然古くない。

「必殺仕置人殺人事件」というものが、
うちのすぐ近所で起きていたってことも初めて知った。
いろんな出会いがあったひとときでした。

だから、草と土があるところ全てに、甲子園はあるんだ 

高校野球はあまり見ない。
理由は単純。
プレーの質が未熟だから。
もちろん、高校生だからしょうがない。

高校球児のひたむきさ故にそれを愛すると言う人も多いが、
俺にとってはそうでもない。
ひたむきさを求めるのなら、
他のスポーツでも大会でもいい。
なにしろ、学生スポーツなら他にも掃いて捨てるほどある。

仕方がないでは済まされないのが、
審判のレベルの低さだ。
あまりにもミスジャッジが多すぎる。
だから、きわどいプレーだとNHKも、
スロー再生を行わない。
もしくは、ジャッジの瞬間の直前でそれを切ってしまう。

それともう一つ。
甲子園というものは、結局はビジネス。
これだけメディアに露出が多ければ、
お金は動くし、ギラついた連中もそこに集まってくる。
私学の宣伝の場としても、ここ以上の場所はないし、
高野連という、相撲協会のような組織もそこにある。

本当の高校野球は、予選でたくさん花開き、
そこでたくさん散って、そして、実っている。
断じて言わなければならないのは、
高校野球=甲子園
では、ないということ。

本当の「甲子園」は、一人一人の球児の心の中の、
遠い遠いところにある、形のないものなのかもしれない。

カレーつけ麺(\580)

昔はよく行ったのだが、最近はそうでもなくなった。
休日に行くと、アルバイトの店員の質が低いので、
土日は避けていたというのがある。

フードコートをぐるっと周り、ふと見ると、
数量限定のカレーつけ麺とあったので、食べてみることにした。

麺は温と冷の二種類から選べるが、
つけ麺なので、冷を選択。
かきあげを一つ付けて、値段は685円也。

どんなつけ麺かと思っていたら、
うどんに普通のカレールーを掛けただけだった。
そう言えばはなまるさんには、普通にカレーのメニューがある。
と言うことは、「限定」って言うのは、
カレーが切れたときってことなのか(^_^;)?

これはまさに、茹でたうどんにレトルトのカレーをぶっ掛ける、
自宅でよくやる、ストレートカレーうどんだな(笑)。

でも、今回の店員さんは仕事が丁寧でよかった。
「ひまつぶシネマ」より
2008年7月17日 (木)作成

監督:大友克洋
出演:鈴木杏 小西真奈美 沢村一樹 津嘉山正種 児玉清 中村嘉葎雄

スチームボーイ 通常版

大友克洋の作品で一番面白いのは、
「AKIRA」ではなく、「童夢」でもなく、
もちろん、「スチームボーイ」でもなく、
「気分はもう戦争」。
これは、矢作俊彦原作の戦争漫画。

「気分はもう戦争」の主人公(?)の3人のうち一人、
アメリカ人のボウイがヤンキースのヘルメットをかぶっている。
(もう二人は、日本の右翼と左翼)

ヤンキースのヘルメットは、僕も10代の頃にかぶっていた。
当時、横浜のルミネに大リーグショップのようなものがあって、そこで買った。

「お前みたいなやつには、必要だな」
職場の先輩と道を歩いているときに笑いながらそう言われて、
「なんでさ?」
と振り向いて二、三歩進んだら、
そこでゴツンと柱にぶつかって、
大笑いされたことを覚えている。
ヘルメットをかぶっていてよかった。

「気分はもう戦争」は、
中国とソ連の戦争を描いた漫画。
もちろん、背後ではアメリカが一枚噛んでいる。

あれから大きく世界も変わり、
ソ連は崩壊し、東西の冷戦はなくなった。
と言っても、国連の惨めな状況から分かるとおり、
21世紀の今も、20世紀を引きずるアメリカと、
社会構造が19世紀そのものの中露との奇妙な対立に、
構造的な変化はない。

さすがに大人になって、僕は頭をぶつけることはなくなったが、
頭の中身の構造的な変化はなくて、今でも、
生きていく上での障害物に、当たってばかりいる。

あ、
「スチームボーイ」のことには、今回全然触れてないな(笑)。